Vittoria新発売のタイヤとチューブの話

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ホイールの内幅もワイドになりタイヤの選択肢もとても多い。

しかし自分の乗り方ではチューブレスは向いていない、タイヤが減って交換時期がくる前にシーラントが乾いて継ぎ足しが必要になるからだ。

乾いているとは言えシーラントを継ぎ足すと重さが増す訳で気持ち的にいいものではありません。

なのでクリンチャー。

そこで出てくるのが規格の話。

新ETRTOとは。
ETRTO( European Tire and Rim Technical Organization )の略だそうでこの組織が
タイヤやホイールの規格を定めているようです。

そして今回何が変わったのか

ホイールリムの内幅の基準が変わったとの事、これまで15㎜が基準だったものが19㎜になりました。

そんなに変わらんだろうと

結構違うんです。

旧規格の内幅15㎜のホイールに新規格の25Cのタイヤを付けても25㎜より細くなってしまうんです。
そもそも最近のワイドリムのホイールに25Cのタイヤをつけると実測28㎜近くなることもあったのでそのような矛盾を正すのが今回の規格変更でしょうね。

規格の比較表

 

新旧ETRTOのタイヤ幅-リム幅対応表
タイヤ幅 [mm] 旧ETRTO(~2020) 新ETRTO(2021)
リム内幅 [mm] リム内幅 [mm]
20 13 15
23 15 17
25 15 19
28 17 19
30 17 21
32 17 21
35 19 23

最近の一般的なロードバイクは25~28Cを使用することが多いのでその場合のリムの内幅基準は19㎜です。
最近のカーボンホイールは内幅21㎜とかありますから同じ28Cでも同じホイールにつけても旧規格は少し太く、新規格は少し細くなるわけです。

タイヤの外周が短くなったってことなんですかね。

で、

今回購入したタイヤは

CORSA N.EXT(コルサ・ネクスト)

新発売のヴィットリアのコルサネクストクリンチャー

26Cでカタログ値200gと軽量さに魅力を感じて購入定価も\7,997と安め(数年前に比べると高価すぎるが)な点も。
早速2本分の実測

結果は202gと197g

微妙でした。
後輪に軽い方を使うとして、チューブは前輪を乗り心地重視でラテックス

同じくヴィットリアのCOMPETITION LATEX

カタログ値85gでしたが78gと当たり個体でした。

後輪のチューブはTPUチューブを

またまたビットリアのUltra Light Speedインナーチューブ

TPU(熱可塑性ポリウレタン)製のチューブで極薄で超軽量が特徴的。

重さはカタログ値で30g

でも値段が定価\4,598

1本ですよ、高いよね。

てことで後輪のみ。

カタログ通りで30gでした。

60㎜のバルブが付いてこの重さ、2,000円で買えるなら常用したい。

乗り心地等の結果は

ヴィットリアの自分勝手なイメージはコルサに使用されるコットンケーシングによるしなやかな乗り心地

このコルサネクストはナイロンケーシング
流石に同じようにはいかないよね、って感想です。

ゴム質を感じる乗り心地でコンチネンタルのグランプリ4000Sを思い出す。

まあこの価格設定ではそこまで望めないよね。

軽さは感じました、実際に軽いし

でもこれも乗り心地とトレードオフされている気もしました旧規格のナイロンケーシングのタイヤと比べても路面の振動が伝わってきます。

これは自分の解釈では新規格はタイヤの外周が短い=エアボリュームが少ない=路面の振動が伝わりやすい

のではないかと。

タイヤ規格変更の事を調べずにワイドリムだから28Cのタイヤ付けると30㎜ぐらいになっちゃうな―なんて考えて26Cにしたのですが正解は新規格なら28Cにするべきでしたね。

しばらく乗ってみます。

 

 

 

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